ヘンフォードの夏休み#3 ラフル君のお願い【シムズ4】

前回のつづき。

外の世界が見たい。

ラフル「えっ、手伝って欲しいこと?・・あるよ!聞いてくれる?」

ラフル「お前、違う町から来たんだろ?
俺は生まれてからずっとここから出たことが無い。
この町の外のことを知りたいんだ。
だから・・・。」

~翌朝~

タニア「朝ご飯に、ラフル君がくれたヨークシャープティング、いただきまーす。」

タニア「あっ、美味しい!」

~その日の夜~

タニア「ねえ、おじいちゃん、イアンおじいちゃん。私、サンマイシューノに行きたい。」

デレク「なんだって?サンマイシューノなんてここから何時間かかると思ってるんだ。駄目です。」

イアン「まあまあ、そんな頭ごなしに言わなくても。タニア、サンマイシューノに行っていったい何をしたいんだい?」

タニア「えっとね、写真を撮りたいの!」
イアン「ほお。写真・・・。」

そして・・

タニア「やった!来ちゃった!サンマイシューノ。」

タニア(今日はちょうどフリーマーケットの日だったらしくて、すごい人混み!こんな人混み、久しぶり!)

タニア(うわっ、辛っ!!こんな辛い料理も久しぶり!)

タニア「おじいちゃんたち、聞いて!私の初カラオケだよ!」

タニア「あ゛~~~ う゛ぁ~~~♪

デレク&イアン「・・・・・。」

酷い歌声にも関わらず、黙って聞いてくれている優しいおじいちゃん達。

そして町の自転車屋さんで、タニア用の自転車まで買ってくれたのだった。

タニア「わーい、自転車!これでもう一人でも色んなとこに行ける!」

早々に向かった先は、いつものパブ。

タニア<ガチャン>「早速待ち合わせしちゃった!」

タニア「ラフル君、これ!」
ラフル「?」

ラフル「なに?」
タニア「いいから開けて!」

ラフル「あっ、もしかして?もう??」
タニア「そう!早く見て!」

ラフル「わあ、すげえ!ここはどこ?」
タニア「サンマイシューノだよ。」

ラフル「サンマイシューノ・・。遠いんだろ?あれからすぐ行ったのか?大変だっただろ。」
タニア「全然!暇な夏休みにやる事が出来たんでむしろ楽しかった。(私もサンマで遊べたし・・)

ラフル「そうか・・。あんな無茶なお願い、ほんと何かのついでにで良かったのに。
でもそう言ってもらえると嬉しいな。どうもありがとう!」

タニア「えへへっ(得意げ)。ラフル君忙しいんだもん、私に出来ることがあったらやってあげるから、もっと言っていいよ!」

ラフル「いいのか?じゃああとはなあ・・。」


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