だいぶ間が開いちゃったけど、前回からの続きです。
ジョニー「!!」
突然キャンディーから離婚を言い渡されてしまったジョニーさん。
怒り心頭で思わず家を飛び出した!
とりあえず駆け込んだ先は、ナイトクラブ「ザ・ナーワルアームズ」。
怒りの嵐が過ぎ去ると、次に襲ってきたのは深い悲しみ・・。
ジョニー「嘘だろ・・・どうしてこんなことに・・・キャンディー!!」
ジョニー「俺のどこが悪かった!?オナラが臭かったから?いつまでもトップに立てなかったから?」
ジョニー「コメディ界の頂点に君臨できるよう、がむしゃらに頑張ってきた結果が・・これなのか・・?
神様?あまりにも無慈悲です・・・。」
するとスラニ在住の人魚なパカアくんが、なにやらお気楽に話しかけてきたぞ。
パカア「やあ、なんか暗いね。僕のギャグ聞いて元気出してよ。ふとんがふっとんだ!」
ジョニー「あはははは!・・はぁ。」
パカア「どう?楽しくなっただろ?」
ジョニー「ああ、うん。ありがとう・・。(プロのコメディアンに向かってよくもまあそんなダジャレ言えたもんだ。気を使って笑ってしまったじゃないか・・・。)」
そしてまた一人になる。
ジョニー「あいつ、下手なギャグを放ってさよならかい。話を聞いてくれるならまだしも・・。
ああ、俺の何が悪かったっていうんだ・・やっぱりオナラが臭かった?← エンドレスリピート」
そうこうしているうちに朝になり、ジョニーはとぼとぼと家へ帰ってきた。
しかし家の前まで来たものの・・・
ジョニー「なんだか入りづらいな。」
と・・踵を返し、 あてもなくうろうろと、ウィンデンバーグをうろつき回るのだった。
気が付くとジョニーはシム子の家の前に来ていた。
ジョニー「あれ・・?ここシム子んちだ・・・。」
ジョニー「シム子・・お前なら俺の話聞いてくれるか・・?」
*
シム子「ジョニー君!どうしたの?そんな顔して・・・」
ジョニー「キャンディーが・・。」
シム子「キャンディーさんが、どうしたの?ジョニー君、大丈夫?」
ジョニー「シム子聞いてくれる?実は俺・・・」
ジョニー「・・・それで朝になって家に帰って来たんだけど・・俺、離婚しちゃったから、もうあそこは俺の家じゃないんだよ・・それで・・」
シム子「うん・・・うん・・・。」
ジョニー「まったく酷い話だよ!あいつずっと家を空けてておかしいなと思ってたらあんな男と・・・!それから・・・!」
シム子「うん・・・うん・・・。そうなんだ・・・。」
ジョニー「うううっ!(泣)」
シム子「ジョニー君・・!なんて言ってあげたらいいのか・・・言葉が無いけど・・・。」
シム子「話を聞くんだったら私、いくらでも聞くよ。辛い気持ち、全部置いてっちゃいなよ・・。だって・・私たち・・親友だからね!」
ジョニー「ああ?俺らいつ親友になった?」
シム子「今。私たちは親友!だから頼っていいんだよ?」
ジョニー「うん・・・。泣き言言うのはキャラじゃないけどな・・ハハ。」
シム子「今はいいの。こんなに落ち込んでるジョニー君、ほっとけない。今日はゆっくりしていきなよ・・。」
シム子「あ、朝ご飯まだでしょ?よ、用意してくるから待ってて。一緒に食べよう!」
*
*
ジョニーが帰り、一人なにやら考えているシム子。
おもむろに携帯を取り出すと、シム子は自分の(名ばかりの)彼氏、アイザックさんに電話をかけるのだった。
シム子「アイザックさん、話したいことがあるの。今から来てもらってもいいかな・・。」
アイザック「シム子・・・本気なのか?」
シム子「うん・・・。いつか言わなきゃと思ってたけど、ずっと言えなくて・・。
でもやっと決心できたの。
ごめんね・・・・・別れてください・・。」
*
*
*
場面変わって。
「また戻ってきてしまった・・・。」
以前住んでいたトレイラーハウスの前で佇むジョニーさん。
家を買い戻す分のお金だけキャンディーんちからもらってきたので、残金はカツカツだ。
「なにくそ、これから今まで以上に頑張って働いて、俺は必ずビッグになってやる・・。」
家の前にはジョニーが引っ越す前に植えた花やら野菜やらがそのまま育っていた。
「誰かが世話をしていてくれたのか、俺とキャンディーの結婚生活、思ってたより短かったのか。」
そして庭師とメイドを雇う手続きをしたら・・・
「さあ、仕事だ仕事だ!!一人になれてせいせいしたぜ!!」
と言いつつも、ジョニーが自律でまずしたことは、
壁に飾ってあった「僕のピンナップガール」の絵を見ることだった・・・。
ジョニーの引っ越し後も内装はずっとそのままにしてました。
(キャンディー・・。君に初めて会った時、今までいつも眺めていたこの絵の女の子が、まるで現実に飛び出して来たみたいで、俺、すごくびっくりしたんだよな・・・。)
(キャンディー・・。おまえと付き合えて、結婚できて、俺は嬉しかったよ。)
(あんなに可愛い子をお嫁さんにもらえたのに、俺は仕事仕事で・・・なんてことをしてしまったんだろうな・・・。)
(でもさ、あんなこともこんなことも、もう後の祭りか。
覆水盆に返らずとはこのことか・・・ハハ。)
「キャンディー・・。」
(俺も頑張るから、お前も・・幸せになれよ・・・)
ジョニーはほんとうに、何か色々と考えているかのように表情を変えて、ずっといつまでもこの絵を眺め続けていたのでした・・・。
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ジョニー「!!」
突然キャンディーから離婚を言い渡されてしまったジョニーさん。
怒り心頭で思わず家を飛び出した!
とりあえず駆け込んだ先は、ナイトクラブ「ザ・ナーワルアームズ」。
怒りの嵐が過ぎ去ると、次に襲ってきたのは深い悲しみ・・。
ジョニー「嘘だろ・・・どうしてこんなことに・・・キャンディー!!」
ジョニー「俺のどこが悪かった!?オナラが臭かったから?いつまでもトップに立てなかったから?」
ジョニー「コメディ界の頂点に君臨できるよう、がむしゃらに頑張ってきた結果が・・これなのか・・?
神様?あまりにも無慈悲です・・・。」
するとスラニ在住の人魚なパカアくんが、なにやらお気楽に話しかけてきたぞ。
パカア「やあ、なんか暗いね。僕のギャグ聞いて元気出してよ。ふとんがふっとんだ!」
ジョニー「あはははは!・・はぁ。」
パカア「どう?楽しくなっただろ?」
ジョニー「ああ、うん。ありがとう・・。(プロのコメディアンに向かってよくもまあそんなダジャレ言えたもんだ。気を使って笑ってしまったじゃないか・・・。)」
そしてまた一人になる。
ジョニー「あいつ、下手なギャグを放ってさよならかい。話を聞いてくれるならまだしも・・。
ああ、俺の何が悪かったっていうんだ・・やっぱりオナラが臭かった?← エンドレスリピート」
そうこうしているうちに朝になり、ジョニーはとぼとぼと家へ帰ってきた。
しかし家の前まで来たものの・・・
ジョニー「なんだか入りづらいな。」
と・・踵を返し、 あてもなくうろうろと、ウィンデンバーグをうろつき回るのだった。
気が付くとジョニーはシム子の家の前に来ていた。
ジョニー「あれ・・?ここシム子んちだ・・・。」
ジョニー「シム子・・お前なら俺の話聞いてくれるか・・?」
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シム子「ジョニー君!どうしたの?そんな顔して・・・」
ジョニー「キャンディーが・・。」
シム子「キャンディーさんが、どうしたの?ジョニー君、大丈夫?」
ジョニー「シム子聞いてくれる?実は俺・・・」
ジョニー「・・・それで朝になって家に帰って来たんだけど・・俺、離婚しちゃったから、もうあそこは俺の家じゃないんだよ・・それで・・」
シム子「うん・・・うん・・・。」
ジョニー「まったく酷い話だよ!あいつずっと家を空けてておかしいなと思ってたらあんな男と・・・!それから・・・!」
シム子「うん・・・うん・・・。そうなんだ・・・。」
ジョニー「うううっ!(泣)」
シム子「ジョニー君・・!なんて言ってあげたらいいのか・・・言葉が無いけど・・・。」
シム子「話を聞くんだったら私、いくらでも聞くよ。辛い気持ち、全部置いてっちゃいなよ・・。だって・・私たち・・親友だからね!」
ジョニー「ああ?俺らいつ親友になった?」
シム子「今。私たちは親友!だから頼っていいんだよ?」
ジョニー「うん・・・。泣き言言うのはキャラじゃないけどな・・ハハ。」
シム子「今はいいの。こんなに落ち込んでるジョニー君、ほっとけない。今日はゆっくりしていきなよ・・。」
シム子「あ、朝ご飯まだでしょ?よ、用意してくるから待ってて。一緒に食べよう!」
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ジョニーが帰り、一人なにやら考えているシム子。
おもむろに携帯を取り出すと、シム子は自分の(名ばかりの)彼氏、アイザックさんに電話をかけるのだった。
シム子「アイザックさん、話したいことがあるの。今から来てもらってもいいかな・・。」
アイザック「シム子・・・本気なのか?」
シム子「うん・・・。いつか言わなきゃと思ってたけど、ずっと言えなくて・・。
でもやっと決心できたの。
ごめんね・・・・・別れてください・・。」
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場面変わって。
「また戻ってきてしまった・・・。」
以前住んでいたトレイラーハウスの前で佇むジョニーさん。
家を買い戻す分のお金だけキャンディーんちからもらってきたので、残金はカツカツだ。
「なにくそ、これから今まで以上に頑張って働いて、俺は必ずビッグになってやる・・。」
家の前にはジョニーが引っ越す前に植えた花やら野菜やらがそのまま育っていた。
「誰かが世話をしていてくれたのか、俺とキャンディーの結婚生活、思ってたより短かったのか。」
そして庭師とメイドを雇う手続きをしたら・・・
「さあ、仕事だ仕事だ!!一人になれてせいせいしたぜ!!」
と言いつつも、ジョニーが自律でまずしたことは、
壁に飾ってあった「僕のピンナップガール」の絵を見ることだった・・・。
ジョニーの引っ越し後も内装はずっとそのままにしてました。
(キャンディー・・。君に初めて会った時、今までいつも眺めていたこの絵の女の子が、まるで現実に飛び出して来たみたいで、俺、すごくびっくりしたんだよな・・・。)
(キャンディー・・。おまえと付き合えて、結婚できて、俺は嬉しかったよ。)
(あんなに可愛い子をお嫁さんにもらえたのに、俺は仕事仕事で・・・なんてことをしてしまったんだろうな・・・。)
(でもさ、あんなこともこんなことも、もう後の祭りか。
覆水盆に返らずとはこのことか・・・ハハ。)
「キャンディー・・。」
(俺も頑張るから、お前も・・幸せになれよ・・・)
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