<前回のあらすじ>
初めて狼に変身してしまったワン太。破壊の限りを尽くした後、山の頂上で何故か全裸で正気に戻る。
そしてやっと、自分の家に帰れたのだった・・・。
ワン太「はぁー、家が一番!落ち着くわぁー・・。」
野良夫「よぉワン太、おまえ一体どこ行ってたんだよ。いきなりどっか行っちゃってさ。」
ワン太「えっ、あの、それはぁー・・・えっとー・・。」
ワン太「・・・まあなっ、俺にもいろいろあるってわけさ!」
野良夫「なんだよ教えろよwま、まさか彼女ができたとかじゃないだろうな。」
汚太郎「ワン太くんなら彼女が出来てもおかしくないよね!」
野良夫「やめろよ、そんな話すんなよ。そのカテゴリの話題は僕らを一層みじめにするだけだぞ!」
ワン太「・・・・・。」
ワン太(俺に起こったいろんなこと・・二人に話したい。全部話してしまいたいけど・・・。)
ワン太(俺が狼に変身しちゃっただなんて・・・。きっと恐いし心配させる。ただでさえいっぱいお世話になってるのに、これ以上二人に迷惑はかけられないから・・・。)
翌日。
今日は3人でバーに遊びに行くことにした。
夏と言えば水風船?野良夫と汚太郎に「水風船で遊ぶ」という願望(きまぐれ)が出てたので、バーの端に水風船用のバケツを設置して、いざ風船投げスタート!
野良夫「えいっ!・・あれ?」
ヒョロヒョロ~・・ポチャン。
汚太郎「えーい!あっゴメン!」
野良夫<バシャッツ>「ギャー!」
汚太郎の投げた風船が野良夫の顔面にHITw
ワン太「あははは!野良夫さんやられた!」
ワン太、楽しそう。
ワン太「それでさ、その子が〇×したってわけ!」
ワン太のジョークにみんな大うけで、どっと笑いが起きる。
汚太郎「あはははは!」
野良夫「お前よ、それはないだろう!」
と、こんな風に束の間楽しく過ごしていたワン太だったが・・・
えっ、ちょっと待って。
ワン太、昨晩怒りが全部解消されてゲージもゼロになってたはずなのに・・・
もう半分以上溜まってる!
どういうこと?もしや今夜が満月だから・・・?
*
ヤバそうなので、プレイヤー汚太郎と野良夫を早々に家に帰すことにした。
そして日は落ちて、夜がやって来た。
満月の夜が・・。
ワン太「・・・!!うっ、この体のざわめきは・・・またなのか?俺、また狼に・・・!?」
ワン太「ああっ、やめてくれ!!どうして・・・」
ワン太「ど う し て ・・・!!」
ワン太「ウガァッ!」
戸惑い抵抗するワン太!
ワン太「グア゛ア゛ア゛ア゛」
しかし満月の力は否応なくワン太を狼に変身させてしまうのだった・・・。
ワン太「ガウッガウッ!」
狼になってしまったのだから仕方がない。
後はワン太の怒りが早く収まるよう、暴れられるだけ暴れさせてしまおうと思ったプレイヤー。
バーにある地下室(これはウェアウルフだけが入れる休憩所のような部屋だった)に行かせ、手あたり次第ぶっ壊させてみた。
主に電化製品は壊すことができ、家具などは「傷を付ける」ことが出来る。
壊せるものを壊しつくすと、ワン太、いきなり外に飛び出していき、全速力で走り出した。
ワン太が走っていると、同じように満月で変身してしまったらしい他のウェアウルフ達が走っているのが見えた。
激しい怒りに心が乗っ取られているワン太。
彼が出来る他者とのコミュニケーションは、「唸る」と「喧嘩する」のみ。
なので、また 喧嘩することにしたw
<ドーーン!>
ズバババッ
「ガウガウ!」
「グルルル!」
<善人>で<陽気>で<動物好き>なワン太。
こんな人や物への破壊行動など、本心ではしたくは無いだろう。
だけど狼に変身し、怒りで爆発寸前になってしまっている今、もう彼にはどうすることも出来ないのだ。
悲しいけど、今はただ、怒りに身を任せるのみ・・・
と、その時。
男性「もう、そのくらいにしなさい。」
ある男がワン太の側に来てそう言った。
この男は、一体・・・?
<次回に続く>

初めて狼に変身してしまったワン太。破壊の限りを尽くした後、山の頂上で何故か全裸で正気に戻る。
そしてやっと、自分の家に帰れたのだった・・・。
ワン太「はぁー、家が一番!落ち着くわぁー・・。」
野良夫「よぉワン太、おまえ一体どこ行ってたんだよ。いきなりどっか行っちゃってさ。」
ワン太「えっ、あの、それはぁー・・・えっとー・・。」
ワン太「・・・まあなっ、俺にもいろいろあるってわけさ!」
野良夫「なんだよ教えろよwま、まさか彼女ができたとかじゃないだろうな。」
汚太郎「ワン太くんなら彼女が出来てもおかしくないよね!」
野良夫「やめろよ、そんな話すんなよ。そのカテゴリの話題は僕らを一層みじめにするだけだぞ!」
ワン太「・・・・・。」
ワン太(俺に起こったいろんなこと・・二人に話したい。全部話してしまいたいけど・・・。)
ワン太(俺が狼に変身しちゃっただなんて・・・。きっと恐いし心配させる。ただでさえいっぱいお世話になってるのに、これ以上二人に迷惑はかけられないから・・・。)
翌日。
今日は3人でバーに遊びに行くことにした。
夏と言えば水風船?野良夫と汚太郎に「水風船で遊ぶ」という願望(きまぐれ)が出てたので、バーの端に水風船用のバケツを設置して、いざ風船投げスタート!
野良夫「えいっ!・・あれ?」
ヒョロヒョロ~・・ポチャン。
汚太郎「えーい!あっゴメン!」
野良夫<バシャッツ>「ギャー!」
汚太郎の投げた風船が野良夫の顔面にHITw
ワン太「あははは!野良夫さんやられた!」
ワン太、楽しそう。
ワン太「それでさ、その子が〇×したってわけ!」
ワン太のジョークにみんな大うけで、どっと笑いが起きる。
汚太郎「あはははは!」
野良夫「お前よ、それはないだろう!」
と、こんな風に束の間楽しく過ごしていたワン太だったが・・・
えっ、ちょっと待って。
ワン太、昨晩怒りが全部解消されてゲージもゼロになってたはずなのに・・・
もう半分以上溜まってる!
どういうこと?もしや今夜が満月だから・・・?
*
ヤバそうなので、プレイヤー汚太郎と野良夫を早々に家に帰すことにした。
そして日は落ちて、夜がやって来た。
満月の夜が・・。
ワン太「・・・!!うっ、この体のざわめきは・・・またなのか?俺、また狼に・・・!?」
ワン太「ああっ、やめてくれ!!どうして・・・」
ワン太「ど う し て ・・・!!」
ワン太「ウガァッ!」
戸惑い抵抗するワン太!
ワン太「グア゛ア゛ア゛ア゛」
しかし満月の力は否応なくワン太を狼に変身させてしまうのだった・・・。
ワン太「ガウッガウッ!」
狼になってしまったのだから仕方がない。
後はワン太の怒りが早く収まるよう、暴れられるだけ暴れさせてしまおうと思ったプレイヤー。
バーにある地下室(これはウェアウルフだけが入れる休憩所のような部屋だった)に行かせ、手あたり次第ぶっ壊させてみた。
主に電化製品は壊すことができ、家具などは「傷を付ける」ことが出来る。
壊せるものを壊しつくすと、ワン太、いきなり外に飛び出していき、全速力で走り出した。
ワン太が走っていると、同じように満月で変身してしまったらしい他のウェアウルフ達が走っているのが見えた。
激しい怒りに心が乗っ取られているワン太。
彼が出来る他者とのコミュニケーションは、「唸る」と「喧嘩する」のみ。
なので、また 喧嘩することにしたw
<ドーーン!>
ズバババッ
「ガウガウ!」
「グルルル!」
<善人>で<陽気>で<動物好き>なワン太。
こんな人や物への破壊行動など、本心ではしたくは無いだろう。
だけど狼に変身し、怒りで爆発寸前になってしまっている今、もう彼にはどうすることも出来ないのだ。
悲しいけど、今はただ、怒りに身を任せるのみ・・・
と、その時。
男性「もう、そのくらいにしなさい。」
ある男がワン太の側に来てそう言った。
この男は、一体・・・?
<次回に続く>


コメント
コメントを投稿