かれんのティーンズクラブ 20 エイデン君の心の氷が、全部溶けた日【シムズ4】


サマンサとウィルソンの結婚パーティは無事終わり、皆で家に帰ってきた時。
自律で母サマンサをハグするエイデン君。

エイデン「お母さん、おめでとう。」

あっ、ウィルソンが住んでたアパートのご近所だったキボさんから、お祝いのメッセージが来てるねw

お母さんのことをお祝いしたものの、また憂鬱になってしまうエイデン君。しょんぼりしてしまった。

サマンサ「エイデン・・・。お母さんたち、あなたの気持ちも考えずに、勝手にどんどん進めてしまってごめんね・・・。
うんと・・考えなかったわけじゃないのよ、でも・・ごめんなさい。
これからはお父さんとお母さんとエイデンの3人で、仲良く暮らしていきましょう?」
エイデン「うん・・・。」

そこにかれんからメッセージが。
家で一緒に過ごさない?
かれん、さっきまで一緒に結婚式に出席してたのにw
でも呼ばれたからにはエイデン君を行かせることにする。

かれんの家、鈴木家の前にて。
エイデン「かれん、ちょっとこっち来いよ。一緒に星でも見ようぜー。」
かれん「エイデン君、こんなとこに寝っ転がったら一張羅汚れちゃうよ?」
エイデン「うっせぇ。・・・っつーか・・・。」
かれん「ん?」
エイデン「さっきはごめんね。
かれん「ふふふ、いいよ。今日のエイデン君、めずらしくやさぐれてたしねw」
エイデン「うるせー。謝るんじゃなかった。」
かれん(・・・まだちょっと辛そうかな・・・。)

エイデン(さて、かれんにも一応謝ること出来たし、あとは・・・)

エイデン「かれんちゃんのお父さん、ムーミン谷から来たエイデン・フローレスですけどどうも。」
アーロン「!!かれん喋ったな・・・!
エイデン(お父さんがいくら反対しようと、かれんもどうせムーミン谷の住民になるんで残念でした!
・・・とまではさすがに言えないなw)



翌朝。
例のごとく憂鬱な気分になってしまっているエイデン君。
いつもと違うのは、今朝はウィルソンが隣に居て、まるでずっとここに住んでいたかのように寛いでいることだ。

エイデン(はーあ。これからこのオッサンと毎朝顔を突き合わせるのか・・・。)

ウィルソン「エイデン。」
エイデン「ん?」
ウィルソン「言っとくけどお前はもう俺の息子だから、悪さしたら叱るからな。
それから・・・、何かあったらなんでも言うんだぞ?一緒に解決していこうな。」
エイデン「ふぇえ。」

ウィルソンは早速エイデン君を、自分の保護対象に加えた。

ウィルソン(エイデン。頼りない父親かもしれないけど、よろしくな。)



こうして、新しく「父親」が加わったエイデン君のファミリー。

サマンサもウィルソンも、エイデン君のことを自律でとても可愛がり、

エイデン君は二人の愛を一身に受ける日々を送った。

サマンサ(不思議ね。なんだか私たち、まるで最初から家族だったみたいに感じるわ。
ウィルソンとエイデンもそう思っててくれたらいいんだけど・・・。)



そしてある日。
遂にサマンサはウィルソンとの子をお腹に宿す。

サマンサ「やったわ!!」

サマンサ「ウィルソン!とうとう私たちの赤ちゃんが出来たわよ!」
ウィルソン「おお!!」

サマンサ「エイデン!お母さん、赤ちゃんが出来たの。」
エイデン「えっ!?赤ちゃん?」

エイデン「そうか。お母さんおめでとう。」
サマンサ「あなた、お兄ちゃんになるのよ。」
エイデン「お兄ちゃんか・・・。」

エイデン「おめでとう。・・・お父さん。」
ウィルソン「!!・・・やっと父さんって呼んでくれたな。」

そしてエイデン君、ウィルソンに初めて自律でハグをする・・・。
この日はエイデン君の心の氷が、やっと全部溶けた日。(涙)



ひさしぶりにエイデン君の家で集会を開いた。

エイデン「かれんー。」
かれん「ん?」
エイデン「今日はうちのお母さんからなんか話があるかもよ。」
かれん「??」

エイデン「かれんっ!」(ギュー)
かれん「???」

サマンサがお昼ご飯の支度を始めると、かれんはいそいそとテーブルセッティングをし、席について待った。

かれん(お母さんの話ってなんだろ?あと、お腹空いた。)

この日のメニューはアボカド巻。
さっきまでお喋りで盛り上がってうるさいくらいだったクラブメンバー、
ご飯に呼ばれると皆もくもくと食べるのに夢中で、しーんと静まり返ってたので笑ったw

サマンサはやっとかれんの前に座り、話を切り出した。

サマンサ「かれんちゃん。あのね、私・・・。」
かれん(来た!何かな!)

サマンサ「赤ちゃんが出来ました。」
かれん「えーっ!本当!?」

かれん「すごい!おめでとうございます!!」
サマンサ「うふふ。かれんちゃんに早く報告したかったの。かれんちゃん、いつもエイデンの面倒を見てくれてありがとうね。」
かれん「えっ、面倒なんてそんな・・・。」

サマンサ「あの子、甘えんぼでしょ。でもお兄ちゃんになったら、少しはしっかりするんじゃないかしら。
だといいわね、うふふっ!」
かれん「あはは」
(だといいなw でもそんなエイデン君が可愛くて仕方ないんだけどな、私)


エイデン君の辛い日々、終了。プレイヤーも見ていて辛かった。なので彼が心底笑顔になれてほんと良かったです!


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