かれんのティーンズクラブ 18 エイデン「お母さんに彼氏ができたみたい・・」【シムズ4】

さて突然ですがこの方は、ウィルソン・ブラウンさん。
ベジタリアン、家族志向、ロマンチックな特質を持つ男性。

彼はエイデン君のお母さん、サマンサと結婚してもらうため作成したシム。
サマンサが子育てスキル6になった時、プレイヤーふと思いついたのだ。
「エイデン君の弟か妹が、見てみたいな。」と。

ウィルソン「サマンサさん、あなたを一目見たときから、私はあなたに夢中なんです・・どうか受け取って。」
サマンサ「！！・・・はい。」

サマンサは恋愛下手にも関わらず、ウィルソンの誘惑行動はほとんど拒否せず受け取っている。
ここらへん最近の考察を元に相性を考えて作成したので・・サマンサの恋愛下手と、ウィルソンのロマンチックは相反する特質。なので相性バッチリに違いないと。

エイデン「お母さん何やってるのー？俺お腹空いちゃったよぉ。」

エイデン（・・・・お母さん、この人誰？）

エイデン君の目が・・・すごい睨んでる・・・。

＊

これはウィルソンが初めて自宅にサマンサを呼んだ日。

ウィルソン「腹減ったろ？こんなのしかないけど。あと、こんなボロ屋に来てくれてありがとう。」

サマンサ「ふふ、悪くないわよ。いかにも男の独り暮らしって感じね。
でも仕事に家事に、一人じゃ大変でしょ？」

ウィリアム「サマンサこそ。仕事しながらお子さんを育てて。正直頭が下がるよ。」
サマンサ「あら。もう慣れちゃってるから平気なのよ。」
ウィルソン「そんな・・・。」

ウィリアム「男手が必要な時だって、あるだろ？」
サマンサ「そうね・・・。」

＊

エイデン（お母さん、遅くなるって言ってたけど、昨日とうとう帰ってこなかった。）

エイデン（お母さん。・・・なんだろう、すごく寂しい。）

ガチャリ。
サマンサ「エイデンー！遅くなってごめんね、ちゃんとご飯食べた？」

エイデン「お母さん！！」
（良かった・・・！このままずっと帰ってこないんじゃないかと思った・・・。）

サマンサ「エイデン、ごめんね。お母さん・・・」
エイデン「知ってるよ。あの人の所に行ってたんでしょう？・・・俺、分かってたし。」

見たことないエイデン君の表情。泣きそうになりながら笑っているような。

＊

その日の午後、エイデン君の家でクラブの集会を始める。

エイデン（かれん！なんか分かんないけど、かれんが来てくれてすごくホッとする！）

エイデン「かれんー。」
かれん「ん？なあに？」
エイデン「エヘヘッ」

ドンドンドン！
サマンサ「待ってたわよ。」
ウィルソン「ごめんごめん！」

ウィルソンがやってきてサマンサの頬にキスをすると、エイデン君の顔がさっと曇る。

そしてまた見たことの無い暗い表情になり、ムードレットの後ろに「悲しい」を出現させるのだった・・・。

エイデン（お母さんが幸せならいいじゃん。なのになんで俺、こんな気持ちになるんだろう？
お母さん、どっか行っちゃったりなんて、しないよね・・・？）

＊

「エイデン君の弟か妹が見たい」なんて安易にエイデン母に恋人を作ってみたが、予想してたことだけどエイデン君、落ち込んじゃって、その落ち込み具合がけっこう見ていて辛い！
エイデン君、今は辛いかもしれないけど、将来きっと楽しくなるよ。もう少し耐えててね！

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