翌日。いつのまにか友人になっていたオースティンさんをほっぽって風呂場でうたた寝中の汚太郎。
部屋には集めたゴミの山が良い塩梅に緑の揺らめきを放っている(要するにめっちゃ臭い)。
さて風呂から上がらせたら、ゴミ集めをもうひと頑張りさせるかな!というところ・・・
真中ちゃんが遊びに来た!
どうする汚太郎。ゴミ部屋に呼んだらまた真中ちゃんを不快にさせてしまうぞ。
どうする・・・・いいや!招き入れてしまえ!
部屋に一歩踏み入れた真中ちゃん。無言である。無言で立ち尽くしている。
と、おもむろに食器を片付けだした!汚太郎が漁った残飯を集めている。
真中ちゃん「こないだまで綺麗だったのに、私が排水管を詰まらしたりしたからこんなゴミ部屋になっちゃったのかな・・・ちょっと罪悪感。」
汚太郎がまだ食べようと思っていた残飯の皿は、綺麗さっぱり洗われてしまった。
汚太郎は真中ちゃんの親切心にはまったく気づかずゴミの山で遊んでいるので、
感謝の気持ちを伝えるべく「敬意を表す」だかいうコマンドを出させる。
汚太郎「どうもありがと。君は素敵。」
そしたら真中ちゃん。次はなんと床のゴミを拾い上げて・・外のゴミ箱に・・
沢山あるゴミ箱の一番近くのに捨てた!
どんどんゴミを集めていく。
真中ちゃん、汚太郎の部屋を掃除してくれてるんだね!プレイヤーちょっと感動。
でも待って、せっかく集めたゴミが!!
掃除してくれるのは有り難いけど、ここは心を鬼にして汚太郎に指示を出す!
汚太郎「悪いけど帰って・・帰って
クダサイ・・・」
真中ちゃん「・・・・・。」
汚太郎ごめんよぅ!!
オースティンさんも帰って一人になった部屋で、寂しそうな汚太郎の姿が。
「あゆみちゃん・・・」
指示しなくても当然のようにゴミ箱から残飯を回収し外のベンチで食べている。
その姿もなんだか切なそうに見えるのだった。