悪人で天才の特質を持つジェイコブ。
NPCだったが顔の良さでプレイヤーにピックアップされPCに。
オアシススプリングスで一人暮らし。
ジェイコブ自身をプレイすることはほとんど無かったけど、他シムに絡む様子を見ているのが好きだった、プレイヤーのお気に入りシムだ。
仕事は駆け出しの発明家。まだシムレイも作れない。
性格は見たところ強引。気に入ったシムにはどんどん話しかけに行って、自分から交友関係を作っていく。
キャンディーが恋活してたときは、積極的に自分をアピールしにいっててプレイヤー感心した。
そんなジェイコブが、連続ロマンチスト見習いのみりんに捕まった話。
ファミリー家のみりん。自信家で卑怯者、子供嫌い。
この間ティーンから若者への誕生日を迎えたばかり。
高校時代を地味に過ごしてしまった反動で、今の願望は連続ロマンチストだ。
みりん「くそー、けっきょく高校生のときは彼氏が出来ずじまいだった!今年こそはぜったい彼氏を作る!」
そう言って家を飛び出し、まず向かったのは近所のバー。
バーをはしごしクラブにも行き、自分になびきそうな男性シムに片っ端から粉をかけてまわった。
そんな中ジェイコブと出会ったのだ。
まさかジェイコブと仲が進展していくとは思わなかったプレイヤー、それまでのスクリーンショットを撮ってなかった。不覚。
ともあれジェイコブの中の何かに響いて、二人はお互い意識するようになったというわけ。
*
ジェイコブ 「あの子、自分の電話番号送りつけてそれきりだな。仕方ない、仕事の合間にこっちから連絡してやるか。」
「俺も仕事で忙しいし女に優しくできる余裕ないしな。あの子遊んでるっぽかったから丁度いいや。面倒なのは嫌だしな。」
そう自分で自分に言い聞かせながら、みりんを家に呼ぶジェイコブ。
なのにフキダシには婚約指輪の絵を出していたw
「ほら!俺の発明品やるよ。」
「え?はあ。ありがと。」
ジェイコブの家があまりに簡素で装飾品のひとつも無いからか、遊びに来たみりんは退屈になっていて反応が悪い。
「なんだよ、飯を食ってちょっと世話話したと思ったら帰りやがった。」
「調子がでねえな。」
ある日仕事から帰ると、ジェイコブの父親ガブリエルから誕生日のパーティーに呼ばれた。
ガブリエルはワールドに存在しないタウニーなのに、どこで誕生会をやるんだ?と思ったら、ジェイコブの家でだったwそう来るかww
せっかくなのでみりんも呼ぶ。
ケーキのロウソクを吹き消して、ガブリエルはシニアに。
「親父ももうジジイか。お袋が死んでからずっと俺と妹を育ててくれた。ここんとこ会ってなかったけど、こうやって見るとなんか小さくなっちゃったな。」
パーティーも終了し、皆は帰ってジェイコブはみりんと二人きりに。
誘惑的な気分になっても、彼のみりんへのコマンド1ページ目には「相手の交友関係について喋る」みたいなコマンドしか出てこない。
悪人特質持ちなので、連続ロマンチストで他にも沢山粉かけている女の子でも、気にせず相手できるかと思ったらそうでもないのかも。
もしかしたらジェイコブは、1人の人を大切にしたいシムなのかな?
「あー、ほら、星でも見るか?」
二人は外に出て家の前で寝転がり、しばらく夜空を眺めた。
「あれが シムオリオン座、となりがエビ座・・・雲であんま見えねえな」
「私そろそろ帰らないと。」
そう言って帰り支度をするみりん。
一瞬、帰って欲しくない、もっとこのまま一緒に居てほしいと願ったジェイコブ。
みりんに彼女になってもらうよう頼む
そんな願望が胸に浮かんでいた。
「ああ、じゃあな。気を付けて帰れよ。」
だけど言えずに、帰っていくみりんをなにげない素振りで見送るだけだった。
「あいつ、俺の他にもきっといるんだろうな。最初見た時、他の奴と仲良さそうにしてたもんな。
・・・聞きたいけど、聞ける雰囲気じゃねーや。」
気弱な自分に驚きつつも、それを認めざるを得ないジェイコブだった。
「何度か家に来てもらっているが、まだキスもできていない。
俺、意外と臆病者なんだな。」
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NPCだったが顔の良さでプレイヤーにピックアップされPCに。
オアシススプリングスで一人暮らし。
ジェイコブ自身をプレイすることはほとんど無かったけど、他シムに絡む様子を見ているのが好きだった、プレイヤーのお気に入りシムだ。
仕事は駆け出しの発明家。まだシムレイも作れない。
性格は見たところ強引。気に入ったシムにはどんどん話しかけに行って、自分から交友関係を作っていく。
キャンディーが恋活してたときは、積極的に自分をアピールしにいっててプレイヤー感心した。
そんなジェイコブが、連続ロマンチスト見習いのみりんに捕まった話。
ファミリー家のみりん。自信家で卑怯者、子供嫌い。
この間ティーンから若者への誕生日を迎えたばかり。
高校時代を地味に過ごしてしまった反動で、今の願望は連続ロマンチストだ。
みりん「くそー、けっきょく高校生のときは彼氏が出来ずじまいだった!今年こそはぜったい彼氏を作る!」
そう言って家を飛び出し、まず向かったのは近所のバー。
バーをはしごしクラブにも行き、自分になびきそうな男性シムに片っ端から粉をかけてまわった。
そんな中ジェイコブと出会ったのだ。
まさかジェイコブと仲が進展していくとは思わなかったプレイヤー、それまでのスクリーンショットを撮ってなかった。不覚。
ともあれジェイコブの中の何かに響いて、二人はお互い意識するようになったというわけ。
*
「俺も仕事で忙しいし女に優しくできる余裕ないしな。あの子遊んでるっぽかったから丁度いいや。面倒なのは嫌だしな。」
そう自分で自分に言い聞かせながら、みりんを家に呼ぶジェイコブ。
なのにフキダシには婚約指輪の絵を出していたw
「ほら!俺の発明品やるよ。」
「え?はあ。ありがと。」
ジェイコブの家があまりに簡素で装飾品のひとつも無いからか、遊びに来たみりんは退屈になっていて反応が悪い。
「なんだよ、飯を食ってちょっと世話話したと思ったら帰りやがった。」
「調子がでねえな。」
ある日仕事から帰ると、ジェイコブの父親ガブリエルから誕生日のパーティーに呼ばれた。
ガブリエルはワールドに存在しないタウニーなのに、どこで誕生会をやるんだ?と思ったら、ジェイコブの家でだったwそう来るかww
せっかくなのでみりんも呼ぶ。
ケーキのロウソクを吹き消して、ガブリエルはシニアに。
「親父ももうジジイか。お袋が死んでからずっと俺と妹を育ててくれた。ここんとこ会ってなかったけど、こうやって見るとなんか小さくなっちゃったな。」
パーティーも終了し、皆は帰ってジェイコブはみりんと二人きりに。
誘惑的な気分になっても、彼のみりんへのコマンド1ページ目には「相手の交友関係について喋る」みたいなコマンドしか出てこない。
悪人特質持ちなので、連続ロマンチストで他にも沢山粉かけている女の子でも、気にせず相手できるかと思ったらそうでもないのかも。
もしかしたらジェイコブは、1人の人を大切にしたいシムなのかな?
「あー、ほら、星でも見るか?」
二人は外に出て家の前で寝転がり、しばらく夜空を眺めた。
「あれが シムオリオン座、となりがエビ座・・・雲であんま見えねえな」
「私そろそろ帰らないと。」
そう言って帰り支度をするみりん。
一瞬、帰って欲しくない、もっとこのまま一緒に居てほしいと願ったジェイコブ。
みりんに彼女になってもらうよう頼む
そんな願望が胸に浮かんでいた。
「ああ、じゃあな。気を付けて帰れよ。」
だけど言えずに、帰っていくみりんをなにげない素振りで見送るだけだった。
「あいつ、俺の他にもきっといるんだろうな。最初見た時、他の奴と仲良さそうにしてたもんな。
・・・聞きたいけど、聞ける雰囲気じゃねーや。」
気弱な自分に驚きつつも、それを認めざるを得ないジェイコブだった。
「何度か家に来てもらっているが、まだキスもできていない。
俺、意外と臆病者なんだな。」
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